みんなー!麦茶沸かしてるぅ〜!?!?
暑い時期は朝から晩まで何度も何度も麦茶を沸かす“妖怪麦茶沸かし”が出現します。
え?私のこと?
と思ったあなた。
今年は“水出し麦茶”に変えてみませんか?
我が家では災害時用もかねて、ペットボトルの麦茶も常備してます。
麦茶は傷みやすい!?
麦茶の原料は大麦。
焙煎した大麦を水やお湯に浸けることで、でんぷんやたんぱく質が溶け出します。
でんぷんが雑菌のエサなのです。
緑茶やほうじ茶などは茶葉を使用しますので、麦茶に比べると圧倒的にでんぷんは少なくなります。
麦茶が傷みやすいと言われる理由は栄養が豊富だからです。
麦茶の消費期限は最大3日程度と認識しておきましょう。
キンキンに冷えた麦茶を飲みすぎておなか壊してると思ってたけど…もしかして単純に傷んでる麦茶飲んでたのかも…
そう思ったあなた、今年は回避しましょう。
麦茶を安全につくるために
麦茶はミネラルが豊富でノンカフェイン、無添加、と健康に気をつかう人にはうれしい飲みものです。
小さいお子さんがいると麦茶は必須アイテムですね。
そんな麦茶を安全に作るために、注意するべき点をまとめました。
水道水を使おう
麦茶パックを入れたポットに水道水ジャバー!として、そのまま冷蔵庫にイン。
数時間経ったら麦茶パックを取り出して、そのまま冷蔵庫で保管するだけです。
水道水には残留塩素(カルキ)が含まれています。そのおかげですこし長持ちさせてくれます^ ^
学校に持っていく水筒用のお茶であれば、
- 夜ごはんのタイミングで水道水で水出し麦茶をつくり冷蔵庫へ
- 寝る前に麦茶パックを取り出しておく
- 登校前に冷えている麦茶を保冷水筒に入れる
こんな感じでOK!
急冷しよう
水出しよりも沸かした麦茶のほうが香りも味もいいのは事実です。
水道水のカルキ臭が苦手な人もいますよね。
沸騰させなきゃ無理…という場合は、急速冷蔵しましょう。
麦茶を煮出したあと、粗熱がとれるまで常温で放置していませんか?
これが1番危険です!
麦茶に限らず常温放置は厳禁です。
ぬるい温度(30〜40℃)の時間が長ければ長いほど雑菌が繁殖すると思ってください。
その危険な温度帯を一気に駆け抜けるために急冷しましょう!
とはいえ、熱いものを冷蔵庫に入れるのはNGです。冷蔵庫内の温度が上がり、ほかの食材が傷んでしまいます。
大きめの鍋に氷水を入れてその中にやかん・ポットを入れます。その際、やかんやポットに濡らしたキッチンペーパーを貼り付けると冷えるスピードが早くなります。
氷水がぬるくなったら取り替えてさらに冷やします。
荒熱が取れたら冷蔵庫で保管してくださいね。
麦茶パックは入れっぱなしにしない
- 煮出し・お湯出し:10分程度
- 水出し:2時間程度
これくらいの時間が経ったら麦茶パックは取り出してください。
長時間入れっぱなしにしておくとえぐ味や苦味が出るだけでなく、雑菌も増えやすくなります。
また、素手を突っ込んで麦茶パックを取り出すのはやめましょう。きれいに洗ったお箸などを使用してください。
飲むときはコップを使おう
ペットボトルや直飲みタイプの水筒は直接口をつけるため雑菌が混ざりやすくなります。
コップを使用することで回避できます。
時間がない!そんなときは
夜に作っておくのを忘れてしまったり、急な来客ですぐに作りたい、ということもありますよね。
- 少量のお湯で濃い目に煮出す
- 麦茶パックを取り出す
- 大量の氷を投入
- 冷めたら冷蔵庫に入れる
氷で冷やす&薄めることで時短になりますよ^ ^
まとめ
- 常温放置しない
- 2〜3日で飲み切る
これだけは守っていただきたい。
学校や保育園、出先から帰ったら持ち歩いていた麦茶はすぐに捨てましょう。帰宅後は冷蔵庫で保管しておいた新鮮な麦茶を飲むように心がけてください。
異変を感じたらもったいなくても破棄するようにしましょう。
安全が第一です。