クリスマスのお菓子といえば…?
- ジンジャーブレッド
- シュトレン(シュトレーン)
- ブッシュドノエル
日本では“クリスマスケーキ”として売られるショートケーキが定番ですが、海外では上記のようなお菓子やケーキがあります。
今回はシュトレンについてまとめました。
シュトレンはどんなお菓子?
ドイツ発祥のパンのようなお菓子です。
ドライフルーツやナッツが練り込まれた生地です。たっぷりのバターも。
表面には砂糖がまぶされていて、雪化粧のように真っ白です。赤ちゃん(イエス・キリスト)のおくるみをイメージしているとの説もあります。
持ってみるとずっしりと重い。
見た目以上に重いです。
ドイツではこのシュトレンがクリスマスケーキの位置付けとなります。
日本人の私からするとお菓子というよりはパンかな。手土産でもらう個包装のパウンドケーキっぽいな。という感想です。
シュトレンは日持ちするのも特徴です。ひとつのシュトレンをおよそ4週間かけて食べるのです。
熟成させてゆっくり食べる
キリストの誕生を待つ期間として、クリスマス前の4週間をアドベントと呼びます。
このアドベントの期間中にシュトレンを薄くスライスして少しずつ食べるのが本場のたのしみかたです。
シュトレンは出来立てとしばらく時間が経ってからとでは味がちがいます。
熟成させると美味しさが増すと言われています。
賞味期限は守った上で、クリスマスまでの間に少しずつ切り分けて食べ比べてみてはいかがですか?冬の自由研究にしてみてもいいかもしれません。
クリスマスマーケットで売られている
ドイツやフランスではアドベントの期間になるとクリスマスマーケットと呼ばれる屋台が街中にズラーッと並びます。
主要都市だけでなく、あちこちで見受けられます。
夜になるとたくさんの人が訪れて買い物をしたり食事をしたり。
大きい会場にはメリーゴーランドがあったりもします。すごい。
そんなクリスマスマーケットではジンジャーブレッドをつくるためのクッキー型やクリスマスオーナメント(飾り)、シュトレンなどが売られています。
ここでクリスマスに必要なものを買い揃えるそうです。
まとめ
最近は日本のパン屋さんやケーキ屋さんでもシュトレンを置いていることが増えました。
ケーキのような華やかさはないけれど、この時期になるとちょっと食べたくなる。そんな位置付けでしょうか。
高級店のシュトレンも多いので、贈答用にも使えそうですね。